|
|
布留ゼロの提唱者は寺澤薫氏です。その設定は我々では理解は出来ても消化出来無いものです。弥生文化博物館の収納庫に数度入れていただいて小山田さんに説明いただきましたがお手上げでした。弥生五様式から庄内、布留と時代が新しくなるにつれ土器のふくらみ部分が下へ下がってくる様子、底の丸みへの変化、小型丸底壺の出現と変化などがなんとなく分かった程度でした。
ところで寺澤氏の布留ゼロ様式設定定義は以下と理解します。
1.布留形甕と布留形影響甕の出現 2.小型精製土器の完備
そのほかに3.広口壺全形式・細頸壺の激減 4.二重口縁壺・短頸壺・短頸直口壺の顕在化 5.二重口縁壺の2形式への分化と超大型二重口縁壺の参見 6.高杯の様式の増加と消長 7.手焙り方土器の激減とD形式の出現
関川氏、寺澤氏、石野氏と土器編年の大家はかなり幅広い考察で編年を行っていると思います。その上でも実年代では現時点でも三氏に大きな差があると思います。
そこで年輪年代・C14が期待されますが、その信ぴょう性の議論が重用となっています。
12月の新井宏氏のこの分野での最新論のご講演が期待されます。
http://www.npo-rich.jp/modules/tinyd0/
|
|