|
|
北東北の史跡めぐりの行程を練っている時、秋田城跡の近くに“古四王神社”という聞きなれない神社の存在を知った。調べて見ると境内に阪上田村麻呂を祀る田村神社があるというのでコースに入れた。
バス会社に行程表を見ていただいたら、「秋田湊の古四王神社ですか?大曲の古四王神社ですか?」の問い合わせ、「えっ?ほかにもあるの?」
偶然見つけた神社、いらっしゃい!いらっしゃい!と言われているように反響があった。
東アジアのニュースを見て、「旅行に参加はできないが、以前に新潟の古四王神社に行ったことがある。注連縄の結び方がかわっていたので写真に撮ってきた。調べたが良くわからない。
写真を撮ってきてほしい」などの問い合わせがあった。その方も日本海側に多いとおっしゃっていたが、そんべさんが岩手県にもあるとおっしゃっている。
調べてみると、その多くが阿賀野川流域以北、とくに東北の日本海側に集中的に分布しており、大彦命を祭神とする例が多い。
大彦命は7世紀中葉にかけて日本海沿岸を北上した安倍氏の祖先神。
大彦命を祭神とする伝承の成立期と普及には現段階では江戸時代後期を遡り得ないとされている。となると古四王神社はもともと誰を祀っていたのか?
秋田湊の古四王神社の地主神は“あぎたうらのかみ”秋田浦の海浜の神で鰊やハタハタなど沖から浜に寄ってくる海の幸を司る神でもあっただろうとされている。
秋田城跡の発掘調査報告をみると、秋田城には出羽国府があった時代にも国分寺があったようには見えないが、それに代わるべき四天王寺があった。四天堂と言われる殿社があり、ここに神仏習合の姿がある。明治維新の神仏分離後、四天王寺の姿は消えて神社の姿に帰ったようだ。
やはり、ここには牛頭天王の気配は見られないかも!ここでは“大彦命”にしていますから・・
|
|